センターからの
メッセージ
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地産地消のDX人材が、
さつま町の可能性をひらく
一般社団法人
さつまGDX創生センター 代表理事
原田 雄一
センターを立ち上げた理由は?
地方では若い世代の減少が進み、都市部との収入格差も課題となっています。
さつま町で暮らしながら、都市部と同じように働き、収入を得られる環境をつくること——まずはその仕組みを実現するために、このセンターを設立しました。
DX・GXの基礎的な学びを提供し、オンラインを活用した働き方を広げることで、地域に新しい雇用と挑戦の機会を生み出していきます。
支援において大切にしているのは?
何より重視しているのは、「さつま町にいながら都市と同じように挑戦できる仕事をつくること」です。
日本の企業の大半を占める中小・小規模事業者が抱える課題を理解し、その解決に必要なスキルを身につけられるよう寄り添いながら支援します。
地域に根づきながら、やりがいのある仕事と出会える環境づくりを目指しています。
5年後・10年後に
実現したい町の姿は?
現在、さつま町にはITやデジタル分野を専門とする企業がほとんどありません。まずは地元企業と協働し、伴走型支援による成功事例を積み重ねること。その成果を北薩地域、鹿児島全体、そして九州へと広げていける人材と事業の育成に挑戦していきます。
地域に暮らす人が自分らしい働き方を選び、企業が可能性を伸ばし、町そのものが持続的に成長していく——そんな未来を共につくる拠点でありたいと考えています。
さつま町や周辺地域が抱える課題を、
どのように捉えていますか?
私がこの地域で強く感じている課題は、人口減少と「稼ぐ力」の弱さです。
地方はどうしても都市部より賃金水準が低く、「ここにいても十分に稼げない」というイメージが若い世代の流出につながっています。その結果、人手不足が進み、企業の経営は厳しくなり、さらに賃金が上げられないという悪循環が生まれているのが現状です。
一方で、鹿児島には農業や水産業など、全国トップクラスの強みがあります。素材や資源はあるのに、付加価値や売り方の工夫が十分ではない。
私はここに、DXやGXを掛け合わせることで、産業の可能性は大きく広がると考えています。つくるだけでなく、データを活用し、Webで販売し、テクノロジーを取り入れていく。そうした「新しい産業の形」をつくることが、若い人たちの「やってみたい」にもつながっていくはずです。
そして、その変革を担う人材や企業が、さつま町の中には現状いない。だからこそ、地産地消でDX人材を育てることが、すべての出発点になると考えています。
企業の挑戦を後押しするうえで、
どのような支援を届けたいですか?
DXは、業務効率ソフトやデジタル機器を入れて終わりではありません。
本質は「データで可視化し、根拠を持って改善すること」です。
労働時間や売上、業務効率などを数字で把握できれば、経営は必ず変わります。
そしてさつま町創生GDXセンターが大切にしているのは、「デジタルで可視化し、現場で一緒に動く伴走支援」です。
オンラインのコミュニケーションだけでは、信頼関係は生まれづらいものです。
同じさつま町に暮らし、現場に足を運び、直接お悩みごとを聞き、課題を一緒に整理し、次の打ち手を考え、また訪問してさらなる支援につなげていく。ときには横に座って、実務レベルで一緒に手を動かすこともあります。
机上のコンサルティングではなく、同じチームの一員として支援する人材を届けたい。それが私たちのスタイルです。
産官学金の連携によって企業支援にどのような可能性が生まれると考えていますか?
さつま町の中だけでは、ITや研究、金融の専門機能が十分に揃いません。
だからこそ、産官学金が連携し、町にない知見や機能を補い合うことが大きな意味を持ちます。
大学の知識、金融機関のネットワーク、行政の実行力、民間の実務ノウハウ。これらが一体となることで、人材育成も企業支援も、より実践的で広がりのあるものになります。
さらに、さつま町だけに閉じず、全国のGDXセンター同士が連携していく構想もあります。各地で育った人材や事例がつながることで、地方の挑戦はもっと加速していくはずです。こうしたネットワークづくりも、私たちの大切な役割の一つです。
さつま町創生GDXセンターを
立ち上げた経緯について
設立の理由は大きく二つあります。
一つは、若い世代がさつま町でもしっかりとお金を稼げる環境をつくり、人口減少の課題を解決したいと考えたこと。もう一つは、DX・GXを牽引できる企業がさつま町内になく、外部に頼らざるを得ない現状を変えるため、町の中で人材と機能を育てる必要があったことです。だからこそ「自分たちでつくろう」と決断しました。
この取り組みは国の制度と連動しており、私は内閣府の地方創生人材派遣制度を通じて着任しています。民間企業(フォーバル)での事業づくりや人材育成の経験を活かし、町と民間が一体となって進めています。
そして、実践の場にさつま町を選んだのは、フットワークの軽さがあるからです。小さな町だからこそ、挑戦をすぐ形にできる。ここなら本当に変化を起こせると確信しました。
移住を検討している方へメッセージ
地方創生に関わってみたい、新しいキャリアに挑戦したい。都会の働き方に少し疲れてしまった、そんな思いを抱く方はぜひ、さつま町に来てほしいと思っています。
特別なスキルや資格は最初から必要ありません。基礎から学び、現場で経験を積みながら、段階的に力をつけていける環境を用意しています。
私たちは本気で、地方にいながら都市部と同じように働けるモデルをつくろうとしています。
この小さな町だからこそ、大きな挑戦ができる。
さつま町で一緒に、新しい働き方と地域の未来をつくっていきましょう。
さつま町から、
働き方の可能性が広がっていく
一般社団法人
さつまGDX創生センター 理事
大平 誠
さつま町で活躍する人材を
支援するうえで、
最も重視することは何ですか?
さつま町創生GDXセンターが最も大切にしているのは、「さつま町にいながら、社会とつながり続けられる力」を身につけてもらうことです。
場所や時間に縛られず、自分のスキルで働くことが当たり前になりつつある今、地方に暮らしていても活躍のフィールドは広がっています。
センターでは、デジタル分野を入口に、「学ぶ → 試す → 仕事につなげる → 継続する」
という一連の流れを立体的に支援。単なる学習の場にとどまらず、実践と仕事につながる環境づくりを重視しています。
働き方の選択肢を広げるために、
センターはどのような役割を
果たせるでしょうか?
さつま町創生GDXセンターは、「新しい働き方をカタチにしていく拠点」です。
デジタル分野が未経験の方や、リモートワークをこれから始めたい方でも、データ入力やExcel操作など、身近な業務からスタートできます。そこから、AIや各種ツールを活用した業務効率化などへと、段階に応じてスキルを広げていきます。
さらに、産官学金の連携を活かし、中小企業のデジタル活用支援・経営支援や、高齢者の見守り・生活支援など、地域課題に直結する仕事にもつなげていきます。
「学ぶ」「試す」「仕事につなげる」を一つの流れとして整え、個人の成長がそのまま地域の力になる仕組みをつくる。それがセンターの役割です。
このセンターから育った人が、
5年後・10年後にどのように活躍している姿を思い描いていますか?
将来の可能性は、ひとつではありません。
隙間時間を活かしたリモートワークで、暮らしに少しゆとりを持つ人もいれば、専門性を高め、さつま町の内外や全国で活躍する人もいるでしょう。
中には、起業という形で新たな挑戦を始める人も出てくるかもしれません。
どんな形であっても、自分の力で選び、働き、生活を豊かにしていく。
センターは、その一歩一歩を見守りながら、長く寄り添う存在でありたいと考えています。
移住を検討している方へメッセージ
今は、どこに住んでいても働き方を選べる時代です。
自然に囲まれたさつま町で学び、暮らし、人と関わりながら、自分らしい働き方を見つけてみませんか。
さつま町には、子育て支援をはじめ、暮らしを支える制度や、人と人との距離の近さがあります。
まずは学ぶことから、少し住んでみることから。その先をどうするかは、体験してから決めていただければ大丈夫です。
さつま町創生GDXセンターは、学びと仕事、そして移住・定住をつなぐ窓口として、あなたの挑戦を支えていきます。